biscottoオトナ世代PR
問い合わせ
費用対効果|指標

インフルエンサーPRの費用対効果【完全ガイド】CPE・CPM・CPAの計算と改善

更新:2026年10月監修:株式会社ビスコット(2002年創業・美容PR)読了:約9分

この記事でわかること

  1. CPE・CPM・CPA・ROASの意味と計算式、計算例
  2. 目的別・SNS別のKPI設計と効果測定の手順
  3. フォロワー単価に頼らず費用対効果を改善する4つの方法
この記事の結論 インフルエンサーPRの費用対効果は、フォロワー単価だけでは測れない。CPE(エンゲージ単価)・CPM(1000表示単価)・CPA(獲得単価)・ROASを目的に応じて使い分け、さらに指名検索・保存・EC送客など購買に近い指標まで見る。改善は「ターゲット適合の起用 × マイクロ群 × 媒体横断 × 二次利用」で行う。これは費用相場の効果測定版です。

1費用対効果とは

費用対効果とは、かけた費用に対してどれだけの成果が得られたかです。インフルエンサーPRでは、成果を「リーチ/エンゲージ/獲得/売上」のどこに置くかで見る指標が変わります。

STEP 1施策の目的を決める認知か・クチコミか・購買か
STEP 2成果をどこに置くかリーチ/エンゲージ/獲得/売上
STEP 3それに合う指標を選ぶこれが出発点

2主要指標と計算式

← 横にスクロールできます →

指標意味計算式
CPEエンゲージ1件あたりの費用費用 ÷ エンゲージ数
CPM1000インプレッションあたりの費用費用 ÷ 表示回数 × 1000
CPA1獲得(購入・登録)あたりの費用費用 ÷ 獲得数
CPV1再生あたりの費用費用 ÷ 再生数
ROAS広告費用対効果(売上回収率)売上 ÷ 費用 × 100(%)
認知フェーズはCPM/CPE、購買フェーズはCPA/ROASで測るのが基本。単一指標でなく、フェーズに合わせて組み合わせます。

3計算例

CPE

20円

費用30万円 ÷ エンゲージ1.5万=20円/件。

CPM

600円

費用30万円 ÷ 表示50万回 ×1000=600円。

CPA

3,000円

費用30万円 ÷ 獲得100件=3,000円/件。

※数値は計算の例示です。実際の水準は商材・媒体・ターゲットにより異なります。

4エンゲージメント率の見方

エンゲージメント率
(いいね+コメント+保存など)÷ フォロワー数(または表示回数)

フォロワーが多くてもエンゲージが低い起用より、数は少なくても反応が濃い起用のほうが購買に効く場合があります。

フォロワーが多くてもエンゲージが低い起用

数が多くても、購買に効くとは限らない。

数は少なくても反応が濃い起用

こちらのほうが購買に効く場合がある。

とくにオトナ世代では保存(後で見返す=比較検討の意思)が重要な先行指標です。

5購買に近い指標

フォロワー単価だけの比較は、購買に至らない起用を招きがちです。単価は目安に留め、エンゲージの質と購買に近い指標まで見て判断してください。

6KPI設計と効果測定の手順

目的別KPI

インフルエンサー施策の効果測定は、目的(認知・検討・購買・ファン化)を1つ決め、それに合う主KPIを置くことから始めます。

← 横にスクロールできます →

目的主KPI補助KPI
認知拡大CPM・リーチCPE・保存
クチコミ形成(検討)UGC件数・保存率コメントの質・@cosme/LIPSのクチコミ数・プロフィール遷移
購買・送客CPA・ROAS指名検索・EC送客・クーポン利用
ファン化(継続)リピート率・LTVUGCの継続投稿数・指名検索の推移

SNS別に見る指標

← 横にスクロールできます →

SNS・媒体主に見る指標取得のしかた
Instagramリーチ・インプレッション・保存数・シェア・プロフィールへのアクセス・リンククリックインフルエンサーにインサイト画面の共有を依頼(契約で提出を定める)
TikTok再生数・平均視聴時間・いいね・シェア同上(投稿のアナリティクス)
YouTube視聴回数・視聴者維持率・概要欄リンクのクリック同上(YouTube Studioの画面共有)
Xインプレッション・リポスト・リンククリック同上
@cosme・LIPSクチコミ件数・評価・お気に入り(クリップ)数各サイトの公開情報・ブランド向け管理画面
全媒体共通指名検索数の変化、クーポン・UTM経由のCV検索データ(Search Console等)、GA4等の解析ツール、EC管理画面

※インサイトはインフルエンサー本人しか見られない項目が多いため、提出する指標と期限を起用時に取り決めておきます(インフルエンサー契約書の作り方)。

ROI・ROASの計算式と数値例

← 横にスクロールできます →

指標計算式わかること
ROAS施策経由の売上 ÷ 施策費用 × 100(%)費用に対して売上がどれだけ戻ったか
ROI(施策経由の売上総利益 − 施策費用)÷ 施策費用 × 100(%)費用を差し引いて利益が出たか
仮の数値例|前提

費用50万円

クーポン・UTM経由の売上150万円(300件)、商品の粗利率60%と仮定。

仮の数値例|ROAS

300%

150万円 ÷ 50万円 × 100=300%。CPAは50万円 ÷ 300件=約1,667円。

仮の数値例|ROI

80%

粗利90万円(150万円×60%)− 費用50万円=40万円。40万円 ÷ 50万円 × 100=80%。

※上記は計算方法を示すための仮の数値例で、実績値や相場ではありません。

クーポン・UTMで追える売上は、施策効果の一部です。投稿を見て後日検索して買う、店頭で買うといった行動は計測から漏れるため、指名検索数の変化や施策期間前後の売上推移もあわせて見ると、過小評価を防げます。

効果測定の手順

1
目的と主KPIを1つに決める

認知・検討・購買・ファン化のどれを狙うかを決め、主KPIと目標値を置く。

2
計測の仕組みを先に用意する

インフルエンサー別のクーポンコード・UTM付きリンクを発行し、施策前の指名検索数・売上をベースラインとして記録する。

3
提出データを契約で決める

インサイトの提出項目(リーチ・保存・遷移等)と提出期限を依頼時に合意する。

4
投稿後に集計する

投稿から一定期間(例:7日・30日)で区切り、投稿別・媒体別に集計する。

5
評価し、次の起用に反映する

CPE・CPA・ROASなどで投稿別に比較し、反応の良い発信者や素材を継続起用・二次利用に回す。

7費用対効果を改善する4つの方法

①ターゲット適合の起用

フォロワー数より、購買層への適合と語れる文脈を優先。

②マイクロの群起用

大型1名より適合マイクロ複数で“面”を作る。

③媒体の横断

IG+@cosme+LIPS+ブログで比較検討層まで押さえる。

④二次利用で横展開

反応の良い投稿を広告転用し勝ち筋を伸ばす。

?よくある質問

費用対効果はどう測りますか?
CPE・CPM・CPA・CPV・ROASなどで測ります。認知フェーズはCPM/CPE、購買フェーズはCPA/ROASと、目的に応じて使い分けます。
CPEの計算式は?
CPE=費用÷エンゲージメント数。費用30万円でエンゲージ1万5000ならCPEは20円です。低いほど効率が良いことを示します。
フォロワー単価だけで比較してよいですか?
避けた方がよいです。単価は目安に過ぎず、購買に至らない起用になりがちです。エンゲージの質や購買に近い指標まで見て判断します。
効果測定ではどんなKPIを見ればよいですか?
目的で変わります。認知ならCPM・リーチ、検討ならUGC件数・保存率・プロフィール遷移、購買ならCPA・ROAS・クーポンやUTM経由のCV、ファン化ならリピート率やLTVが主KPIです。指名検索数の変化もあわせて見ます。
費用対効果を改善するには?
ターゲット適合の起用、マイクロの群起用、媒体横断、二次利用(広告転用)が有効です。KPIを目的に合わせて設計し、勝ち筋を横展開します。

“買う層に届く”設計で、費用対効果を最大化

目的に合わせたKPI設計・起用・媒体構成・二次利用まで代行します。お問い合わせはこちら。

問い合わせする

※計算式の数値は例示です。実際の水準は商材・媒体・ターゲット・施策設計により変動します。購買に近い指標の実数は当社では個別開示としています。