インフルエンサーPRの費用対効果【完全ガイド】CPE・CPM・CPAの計算と改善
指標の使い分けで測る
この記事でわかること
- CPE・CPM・CPA・ROASの意味と計算式、計算例
- 目的別・SNS別のKPI設計と効果測定の手順
- フォロワー単価に頼らず費用対効果を改善する4つの方法
1費用対効果とは
費用対効果とは、かけた費用に対してどれだけの成果が得られたかです。インフルエンサーPRでは、成果を「リーチ/エンゲージ/獲得/売上」のどこに置くかで見る指標が変わります。
2主要指標と計算式
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| 指標 | 意味 | 計算式 |
|---|---|---|
| CPE | エンゲージ1件あたりの費用 | 費用 ÷ エンゲージ数 |
| CPM | 1000インプレッションあたりの費用 | 費用 ÷ 表示回数 × 1000 |
| CPA | 1獲得(購入・登録)あたりの費用 | 費用 ÷ 獲得数 |
| CPV | 1再生あたりの費用 | 費用 ÷ 再生数 |
| ROAS | 広告費用対効果(売上回収率) | 売上 ÷ 費用 × 100(%) |
3計算例
20円
費用30万円 ÷ エンゲージ1.5万=20円/件。
600円
費用30万円 ÷ 表示50万回 ×1000=600円。
3,000円
費用30万円 ÷ 獲得100件=3,000円/件。
※数値は計算の例示です。実際の水準は商材・媒体・ターゲットにより異なります。
4エンゲージメント率の見方
- エンゲージメント率
- (いいね+コメント+保存など)÷ フォロワー数(または表示回数)
フォロワーが多くてもエンゲージが低い起用より、数は少なくても反応が濃い起用のほうが購買に効く場合があります。
フォロワーが多くてもエンゲージが低い起用
数が多くても、購買に効くとは限らない。
数は少なくても反応が濃い起用
こちらのほうが購買に効く場合がある。
5購買に近い指標
- 1指名検索リフト:施策後にブランド名の検索が増えたか。
- 2保存率:比較検討・購入意欲の先行指標。
- 3EC送客・クーポン利用:購入への直接的な寄与。
- 4@cosme/LIPSのクチコミ増:指名検討層への波及。
6KPI設計と効果測定の手順
目的別KPI
インフルエンサー施策の効果測定は、目的(認知・検討・購買・ファン化)を1つ決め、それに合う主KPIを置くことから始めます。
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| 目的 | 主KPI | 補助KPI |
|---|---|---|
| 認知拡大 | CPM・リーチ | CPE・保存 |
| クチコミ形成(検討) | UGC件数・保存率 | コメントの質・@cosme/LIPSのクチコミ数・プロフィール遷移 |
| 購買・送客 | CPA・ROAS | 指名検索・EC送客・クーポン利用 |
| ファン化(継続) | リピート率・LTV | UGCの継続投稿数・指名検索の推移 |
SNS別に見る指標
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| SNS・媒体 | 主に見る指標 | 取得のしかた |
|---|---|---|
| リーチ・インプレッション・保存数・シェア・プロフィールへのアクセス・リンククリック | インフルエンサーにインサイト画面の共有を依頼(契約で提出を定める) | |
| TikTok | 再生数・平均視聴時間・いいね・シェア | 同上(投稿のアナリティクス) |
| YouTube | 視聴回数・視聴者維持率・概要欄リンクのクリック | 同上(YouTube Studioの画面共有) |
| X | インプレッション・リポスト・リンククリック | 同上 |
| @cosme・LIPS | クチコミ件数・評価・お気に入り(クリップ)数 | 各サイトの公開情報・ブランド向け管理画面 |
| 全媒体共通 | 指名検索数の変化、クーポン・UTM経由のCV | 検索データ(Search Console等)、GA4等の解析ツール、EC管理画面 |
※インサイトはインフルエンサー本人しか見られない項目が多いため、提出する指標と期限を起用時に取り決めておきます(インフルエンサー契約書の作り方)。
ROI・ROASの計算式と数値例
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| 指標 | 計算式 | わかること |
|---|---|---|
| ROAS | 施策経由の売上 ÷ 施策費用 × 100(%) | 費用に対して売上がどれだけ戻ったか |
| ROI | (施策経由の売上総利益 − 施策費用)÷ 施策費用 × 100(%) | 費用を差し引いて利益が出たか |
費用50万円
クーポン・UTM経由の売上150万円(300件)、商品の粗利率60%と仮定。
300%
150万円 ÷ 50万円 × 100=300%。CPAは50万円 ÷ 300件=約1,667円。
80%
粗利90万円(150万円×60%)− 費用50万円=40万円。40万円 ÷ 50万円 × 100=80%。
※上記は計算方法を示すための仮の数値例で、実績値や相場ではありません。
効果測定の手順
認知・検討・購買・ファン化のどれを狙うかを決め、主KPIと目標値を置く。
インフルエンサー別のクーポンコード・UTM付きリンクを発行し、施策前の指名検索数・売上をベースラインとして記録する。
インサイトの提出項目(リーチ・保存・遷移等)と提出期限を依頼時に合意する。
投稿から一定期間(例:7日・30日)で区切り、投稿別・媒体別に集計する。
CPE・CPA・ROASなどで投稿別に比較し、反応の良い発信者や素材を継続起用・二次利用に回す。
7費用対効果を改善する4つの方法
①ターゲット適合の起用
フォロワー数より、購買層への適合と語れる文脈を優先。
②マイクロの群起用
大型1名より適合マイクロ複数で“面”を作る。
③媒体の横断
IG+@cosme+LIPS+ブログで比較検討層まで押さえる。
④二次利用で横展開
反応の良い投稿を広告転用し勝ち筋を伸ばす。
?よくある質問
費用対効果はどう測りますか?
CPEの計算式は?
フォロワー単価だけで比較してよいですか?
効果測定ではどんなKPIを見ればよいですか?
費用対効果を改善するには?
※計算式の数値は例示です。実際の水準は商材・媒体・ターゲット・施策設計により変動します。購買に近い指標の実数は当社では個別開示としています。